ぶどうの育成に関する覚書
気がつくと、今年もあと三ヶ月と、けっこうはやかった。風は次の季節を連れてきたかのように思えた。でも、そんなことはなく。遠くから聞こえてくるバイクの音も憂鬱な音を響かせる。誰かの中に隠れたトラックの、駅前で桃を販売していた姿、でも、個数が多いので買わなかったのだけれど。あれは、破格なのだろうか。そんなことをコンビニの前で考える、温かいココアの恋しくなる季節、昼はまだ、冷たい飲み物が飲みたいと思わせられたけれど。雨続きで、夏がいつのまにか終わっていた。今年はニュースを思いだすと、ぶどうが凶作のようだった。それは、努力することの無意味さを思わせた。それを豊作にすることなどできないのだという意味で。