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少し外を

夜の通りを歩くと、いろいろな人がいる。まるでそれは、仕組まれているかのように。それらと、そして、すれ違う。特に知っていた人がいたというわけでもなかった。幼い頃から暮らしている街というわけでもないからだ。すれ違う誰もが、そして同じような境遇なのだということを知っていた。見慣れたコンビニの光の見慣れたアパートには聞き慣れた電車の音がする。街は、盆休みで、誰もが浮足立っているように思えた。昔は、コンビニの書籍コーナーには分厚いジャンプが山積みしてあった、それを目当てに僕の子どもの頃は月曜になると行っていたけれど。短い時間だった。すぐにネット書籍が広がって、マンガも、雑誌も、なくなった。魅力的な作品もそれと同時に現れなくなったのだった。まだ自転車はパンクしたままだった。それを、どう直すかを今は考えている。