Poem 18.07.15 akkey008 光の底に掌を 二年ぶりに出かけた 海 波もなく 穏やかだった 海 僕の疲れが そこに 何も見えなくなる 魚を 何匹も見かけた僕だった 僕の心の中には何もなかった 自分であることの他に 今 僕は 僕が人間であることを知るために生まれてきたのだと 何も 音のない 波紋の中で思う ALL 〈 BACK 一覧 NEXT 〉