Diary 22.04.24 五反田の話 昔僕は五反田の編集プロダクションを辞めてから、そのまま、同じ五反田のマンションの五階で暮らしていた。僕は夜になるとそこで覚えたタバコの味を、ウイスキーを飲みながら、時々ベランダで嗜んでいた。今では珍しい、調光機能付きのル […]
Diary 22.04.03 生きているという観念 今では誰でもそうしているのかもしれないが、僕は記憶にある街に住んでいた頃からカレンダーはあるサイトからデータをプリントアウトしたもので作成して、使っているのだ。以前は、しかし、無印のものを使っていたが、変にデザインされて […]
Diary 22.03.13 春先の蛇 昨日見ていた蛇は、コンクリートの上を這っていた。見ていた場所から、ポールをつたいながら川の上に垂直に下りていっていた。僕が見ていると、少しだけポールをつたう動きを止めたようだった。でも、目を離していると、いつのまにかそこ […]
Diary 22.03.13 昔の風景 最近寝起きが悪く、春だからなのかと思っている。老眼だからなのか、近距離だとピントがぼやける。イタチと蛇を今日は見た。ここ最近の日差しでコンクリートも温まっていたからだろう。多摩川では決して見ることのできなかった動物たち。 […]
Diary 22.02.26 新しい散歩道 昔のことを考えながら窓の外を見ていた午後。同じものである景色が、人とは異なる景色に見えていた。子供の頃に見たことのある、ブランコやシーソーなどの、同じ景色を思い出すことで、多くの人の知らない役者や歌手を前にしている時のよ […]
Diary 22.02.13 雨の日の部屋 僕は昔時々外をランニングしていた。近所にはかなり広い公園があったので、そこまで行っていた。サッカー用のハーフパンツを僕は履いていた。そこまで行って、ある程度の時間が来ると帰ってきていた。陸上競技をしていた頃に集団で走って […]
Diary 22.02.06 スーパーに今日も歩いた 昔、佐野元春の歌に情けない週末という歌があったが、今日の僕の週末もまさにそんな感じだったんだ‥。オリンピックばかりを見ていると、夕暮れで、時間を忘れてしまっていたという。しかし、朝イチからのスノボの跳躍というのは、晴れ晴 […]
Diary 22.01.16 僕は今 久しぶりにメカニカルキーボードを取り出してみるも、打ちやすいのか悪いのか、微妙だった。僕は昨日は、肌の光線療法に。ひと駅分、電車賃を惜しんで歩いてみるも、微妙な道のりだった。そしてこういった機材を揃えた医院というのは近所 […]
Diary 22.01.10 去年の夏は 夏の思い出もなく、過ぎていった年。九十九里までバスに乗って行った記憶もあるけれども、たいしたことはなかった。流れていく景色の中で、まばらに降りていく人たちの多くは、その地で暮らしていた人たちだったのだろうか。外を見ていた […]
Diary 22.01.01 散歩に少しでかけたら、寒かった たまにはこのキーボードをと思い、メカニカルキーボードを使っているが、ホコリをかぶってしまっていた。すでにいったい、どのくらいの時間がたっていたのだろうか。学校を出ると、年を振り返る機会もないので、生きてばかりいると時間だ […]