花火の空

夜は存在した花火を思い出させる。無い今は、空に。そして、見ていた波の音を耳に僕は感じ取らされる。僕の意識によってではなく、確かに花火が目の前にあった記憶に。先週末は株が大暴落したが、僕は分散投資していたので被害それ自体を歓迎できるほどだった。結果としてテック以外の株や債権は多めに持っておくべきだったのだ。エコノミストOによるとそこまでテック株は落ちないという話だがこの先値をどこまで維持することができるのかはわからない。決算も冷え込んだ景気によって悪くなりそうな予感もする。ネットバブルの時のようにAIがそれを補填するのはあくまでも補完的なシステムであることを考えるといささか厳しい気もする。ただ、TSMやARMはAIだけではなく多様な方面の需要があるのでその影響は直撃するほどでもないと僕は思うのだ。そしてチョコモナカを、海を見ながら食っている時を心のなかで思い出していた。