昔の思い出のことなど

シティポップと韓国の音楽は少しだけ似ているなと思いつつ、つまり、ナイトテンポは出るべくして出たDJなのかと僕は気づいている。いずれにしても、現代の日本のカルチャーからは失われていた何かが表現されているのだろう。日本のみならず、それは欧米でも受けているというのだから驚きである。今日は夜風が少しだけ涼しいのだ。僕は韓国に行ったことはあったが、フランスに行く際の空港での乗り換えの時だけであった。でも、空港の窓の外には、日本よりも広く果てしないような、日本ではない韓国の景色が広がっていた。日本と同じように見えて、でも、異なる貨幣や人の感覚に不思議さを感じていた。中華街で見たことのある中国人と少しだけ似ているような気がした。でも、韓国街というのは無いのはなぜだろう。こんなことを僕は考えていた。それから、ビビンバを食べようかどうか迷っていると、乗り換えの便が着たので、それに乗って、僕はフランスに行った。また、この国に来る日が来るのではないかと思っていた。あれからは、そして、一度も行っていなかった。

僕は、夏は活字を読むには暑すぎる季節に思える。昔はもっと涼しかったと、過去の天気のサイトを見るとよくわかる。6月や9月は、特にもっと涼しかったのだ。僕の最近読んだ記事でも、秋と春が短くなってきていると書いてあった。だから僕の感覚は正しいのだろう。まるでスイッチのように変わる季節は、しかし、デジタル化した世の中と僕はよく似ていると思うのだ。IHコンロのように効率的に熱が伝わる料理で、おいしい味噌汁を作ることは可能だというのだろうか?それは無理な相談だろうし、原発の無い今ではコストが高すぎた。車はEVの方がガソリンよりも勝っているのだろうか?充電の手間を考えると、なかなかすぐには変えようとは思えない相談だった。こんなことを考えていたのだ。やはり、今日は涼しい風が吹いていた。