外国人労働者とすれ違う道

夜、外を少しばかり歩くと暑すぎた。働きに来ている外国人の方々も、どうも疲弊仕切っている模様。彼らが何をしているのかは知らなかったけれど。ただ、彼らの姿だけがそこにあった。彼らにとっての日本とは何かを聞くのも忍びないほどに、僕はこの国の魅力を思うことはできなかった。一体、国々を旅して回ることの意味とは何だろう。

昼頃、AIにスティーブ・ジョブズが日本の会社で働いていたとしたら、アイフォンを製品化できただろうか、と聞いたら、それはなしえなかっただろう、と言われた。できなかった、と。それは彼の才能以上に、下地になる文化がなければ不可能な話だったのだ。移民であることもそうだし、一度失敗した人間を認め直すことが、日本人にはできない話であるらしい。そんなことを今日は考えていた。