寒いけれど走った

昨日と同じように外を走ると、寒くて震えさせられた。昨日は、暖かかったのだと、実感する。風と、冷たさを、知っていた。でも、寒いとは思った。生きていることを忘れてしまいたいと思ったが、そうもいかなかった夜。しかし、どうもラジオを聞いていると、コーディングしている時は気が散ってしまう。うまくいっていないときは、なおさらだった。リストを作るコードを何十にも入れ子にすることがある。そうしてから、表示させていると、言語というのは空間的なものではないのだということを理解する。何をもって空間かと言われると返答に困るが、空間的とは自然に近いものだと思う。ワードプレスは非常に便利、どのような小さなサイトにも入れたいと思うぐらい。もっと便利になっていくのだと思う。そうすると言語も言葉のように身近なものになってくのだろうと思う。外を走ると、風が冷たく、学生の頃の長距離走を思い出させられた。Uターンすると、さっきまでの追い風が向かい風になって、さらに寒かった。昔のことを思い出す余裕もなく、部屋に向かって突っ走った。冷蔵庫の果物や野菜は、寒いので腐るのは遅く、いつまでも入っている。夏の間は早かった入れ替えのサイクルは遅くなっている。時々僕はその中にあるものを思い出す。スーパーの中では、でも、思い出すことはできないのだが。川の中に住む魚はどんなふうにして冬を越すのだろう。空を飛ぶ、鳥は。そんなことを思っていたのは、走っている間だったのだろうかと思う。