
天気が良かったのだが、カップルだらけだからというわけではないがあまり外に出る気もおきず、今日はほとんど部屋の中にいたのだ…。カズオ・イシグロ氏の小説は終盤にさしかかり、今の自分とリンクする部分が時々あり、興味深く感じられる。物語自体の背景が学生生活のものであり、描写自体も平凡でさほど面白くはないが、世界観によるものかもしれない。午後は図書館に久しぶりに出かけ、雑誌などを手に取る。しかし、詩の本というのは本屋は皆無で、どこの図書館にも少ない。マニアな人のものなのかもしれない。
部屋に帰ってエロ動画を久しぶりに眺めていたらかなり凝縮した内容で、目の玉が飛び出そうな位に興奮させられた。なぜこのような出会いがあるのかと、時々、そういったことが不思議になる。最近は特にそうだった。いや、昔買おうとして、長い間取捨選択しつつ、最後までストックしていたものだったからかもしれない。つまり、そのようなことが、買い物をするときには、時々必要になるような気がした。しかし今回は、たまたまそれが、エロ動画だっただけだ。
旅をするにしても、行き先をずっと前に決めていたほうが、楽しい旅行になる気もする。本当に行かない場所は、途中で何かの拍子に消えてしまうものだが。告白を控えていた異性も、それまでのスパンがあったほうが、その後の付き合いは楽しいものになるのかもしれない。そういったものはネット時代だと、いつのまにか少なくさせられてしまうものだが、近所の骨董屋においてあった壺や絵といったものこそ、ロマンチックな人との出会いを提供してくれるのかもしれない。こんな時代だから、そんな店がもっとあればいいのだが。
バンコクの旅行では、僕はまず空港併設のマッサージ屋に行った。施術は、一時間1200円ほど。そこでは、三人の元気な女性が対応してくれたのを、よく覚えている…。