パーカーのフード

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僕は今日は洗足池へ。なかなか良い場所だと聞いたことがあったからだ。道中、坂の起伏がここまであるとは思わなかったが…。でも、つくとそこは見晴らしの良い場所で、来た甲斐があったように思われた。水色の芦ノ湖の風景とまではいかなかったが、僕は、緑の匂いのする沿道を歩きだした。女子供が、群れをなし、狭い道をランナーがかき分けるようにして走っている。ここには、勝海舟の墓があるようだった。確かに、その理由を思わせる何かがここにはあるような気がした。角を曲がると、鯉が足元まで寄ってくる場所があり、子供には危険な場所であるようにも思われたが、川ではないので心配するほどではないのかもしれない。水質は、芦ノ湖に引けを取らず、かなりきれいである。湧き水でできた湖と言っても過言ではない。こういった住宅密集地なのに、それは、奇跡に近い出来事のようでもある。僕は自分の描いていた夢についてを考えていた。こういった景色を見ているにもかからわらずだ。そして、金魚の撮影を一通りして、戻ってくると、それまでそこにいた子どもたちは姿を消していた。僕が子供の頃は、親とこういった場所に来たことは無かった気がする。どこに行くにも、友達とだった。青々とした草の中を泳いでいる小さな鯉。僕は、昨日首を寝違えていた。このあたりにも、面接に来たことがあったような気がする。そして、きっと、toeicのテストにも。何か、縁がなければ訪れない地だ。