
僕は何の感情も持たない人形。過ぎゆく日々の中で、そんな意識を今日も維持している。昨日は良く晴れていたが、外には出なかった。景色が晴れすぎていると、僕は落ち着きがなく、憂鬱になるからだ。案の定、夕方頃にスーパーに行くと、どこか豹変して帰ってくるような人が多く、僕は避けるのに苦労させられた。激しい光を目に浴びた時、めまいがするのと同じことかもしれない。あたかもそれは、ゲームやパチンコのやりすぎのような感じもさせられる。自意識を失った時の日本人という生き物は、外国人や動物からしてみると、哀れに思える。確かに、男が時々エロ本を読むのはしょうがないかもしれないが、いつも特定の歌手にのめり込んだり、微妙な差しかない音の違いに四苦八苦するマニアになるということに対して、僕は感情をコントロールできないものだろうかと思うけれど…。
そんな僕は、何時間も価格コムを睨みつけたりしているわけだが。ツタヤで借りたCDを、今回はPCに僕は格納しておくことにしたのだ。今までは焼いていたけれど、PCでやくということが、僕はこれほど苦労させられるものなのかということを、今は感じている…。しかも、一度焼いたものがそれ自体に、時々、認識されないこともある。つまり、HDDに入れて聞くのが一番ではないかという気もするのだ。ただ、PCを立ち上げると気になるし疲れる。音質は、何歩か譲って、何もそれほど劣化していないと考えているが…。しかしCD自体が増えていくのもどうなのと思う。あまり聴かない盤も実際相当あるというわけで。しかし、聴いているものも、年に時々あるけれど。ああ、昔は本当に良く聴いていたものだった…。
今日は武蔵小杉へ足を運んでみた。女性とファミリー層ばかりだった。男には行く場所はないのだということが、僕は、その雰囲気からムンムン感じさせられた…。しかし男が行くべき街というのは、実際、世の中を探してもあまりないといえばないのだが…。