即金でリスバン引き換えと言われても
即金でリスバン引き換えと言われても

海浜幕張駅で人の相当の流出入を警戒していたが、実際は、着くと少なかった。人の絶対量自体が、アクトの充実のみならず、減っているようにも見受けられる、そんな風が彼らの背中に吹いていた。ホームから、かつては、落ちんばかりだった、懐かしい、あの頃。立ちはもう厳しいので僕はというと行くのはやめておいた。気温34度ではというのが、それにある。単独公演に出す金も、だからといって無く。もう田んぼは電車から外を見ていると黄味を帯びた色で、そこに、近づく稲刈りの時期を予感させられた。湿度が、外に、暑さ以上に漂っていた。僕はそれでたまらずエメマンを片手にバスに乗ったわけだが。海の家はあまり、客足も鈍く儲かってはいないようで。そんな、何となく雰囲気がした。若者は何をしているのだろう。雨戸を、僕の住居の周りの部屋は昼夜問わず閉めたきり、エアコンだけが回っているのだが。ブラジャーがそこに大胆に干されているのだけが気になる。