他愛のないもの

午後、昔買ったオーディオを、いつ買ったものだったのかを思い出そうとした。僕はしかし思い出せなかった。中学生だったのかもしれない。当時流行っていた歌は、そして、永遠なのかもしれない。高校になると、人知れず洋楽をなんとなくみんな聴いていたのだと思う。だから中学の頃に部活をやりながら聴いていた歌が永遠なのだ。確かに、そんな気がする。そんなものは、あとは、時々小耳に挟むばかりだった。

小学生の頃夢中になっていたガンダムの消しゴムみたいに、箱に入られたまま。それを時々取り出して、僕は眺めてみたりもするけれど。多くは、人手に渡ったり、捨てられていくのだろう。そんなことを考えていた。冷蔵庫にはカリフラワーが入っている。それとブロッコリーが。中華だしで煮ると美味しかった。それとも何か他の方法があるのかもしれない。にんにくは意外に、じっくりとオリーブオイルで焼いたほうが美味しかった。