最近、かゆみで眠れない日々が続いている。調べると、どうもステロイドでかぶれができているという状況。こうなると内服という手段が考えられるらしいが、骨がもろくなるなどの副作用を考えると躊躇する人は多い。僕は何度か内服したことはあるが、なんとなくこれをずっと続けるということを思うとそれと体にかかる負荷を天秤にかけると続けるということ自体が厳しかった。昔は、こんなことはなかったはずなのだが、何が、肌をこうしてしまったのかを、習慣や体質的なものによって考えると甘いものを食べたりコーヒーを飲みすぎているということが一因ではある気がする。でも、僕は昔は一日に、何杯もコーヒーを飲んでいた気がする。そうだというのに今はこのような症状が出るということは加齢によるところも大きいのだと思う。このような自分になることを、昔は、僕は思ってはいなかった。外に出れば、春の日差しがあって、入ったばかりの新しい会社で業務に僕は当たっていた。自転車で休みの日には時々カレーを食べに出かけて。狭い部屋の、ちゃぶ台も出せない隅っこの机の上で、今の僕についてのことを思うことは無かった。そして、窓の外は、晴れていた。そんなことを雨の降っている窓の外を見ながら僕は考えていた。
最近、株を見ているが、僕は日本の株には投資していなかった。僕は米国の株に投資していたのだ。僕は彼の地の景気の動向が気になっている状態なのだ。窓の外は、暗くなっていたのでカーテンを閉めた。僕は、なぜ、株にばかり関心を惹かれるのだろうかと思うのだ。世の中はもっと楽しいことで溢れているのだというのに。最近は投票に出かけた。途中、スーパーに寄って、歯磨き粉を買った。温泉に入ることを、そうしながら、思い浮かべていた。川に上っていた白い湯けむり。重厚感のあるあんこの入っていた温泉まんじゅう。また自転車をこいでアパートの扉に戻ってくる。でも、株は、利下げによって単純に上がるものではないし、景気の後退の兆候が無いことには実現は無いような気がした。現在の米国は不透明な要素が多いのである。だから何をしているときも、考えることが多かった。