ライオンコーヒーと日常

夜は今日も行く、夏を、肌に確かにするようにして。冬を、そしてもう、忘れた、自分だけがここにいた。近所にはサイゼリア、ランチタイムだけは使っている。するといつも、素性の知れない人ばかりの中で、スープのおかわりを僕はした。部屋に入る。また、それから自転車で隣町に出かけた。株の雑誌は読まないことにしている。そうすると、フライデーぐらいしかそこで手に取るものもなく。しかし芸能人の記事も、昔と比べて大人しく、派手さがなくなったものだった。本も、今では昔読んだ著者のタイトルを探すことぐらいで。ニューズウィークは親が読んでいるので、あえて自分が読みたくはなかった。窓の外に出て、ドトールに入ろうとしたけれど、あの、やや同じ味に飽きてしまった。しかも家にあるコーヒー粉の方が美味しい気もする。張ってはいるとは思う。それは、ヨーカドーやメルカリでバカ売りされているライオンコーヒー。袋を見ると輸入者は伊藤忠商事と書いてある。ドールの輸入もやっているのだという。しかし、アイスにするとなかなか美味しいこのコーヒー。クセも強いがなかなか飽きのこない味ではあった。

細部を描写しないエロ小説は可能かと考える。それは登場人物なり時代背景なりの、ある程度の落とし所や仕込みがいるように思う。エロではないにしても、それができるかどうかはセンスが問われるところでもある。例えば、デザインにしても同じで、やはりモチーフによって得意不得意は人によってある。そのことを最近は感じている、紫陽花はあまり見ていないうちにここ最近の暑さでしおれてしまった。日常を大切に過ごしていきたい、もうこの歳なのだから。