ケチは株に近づく

今は何でも無い思いで見ている。窓の外を。スーパーに行くと、メロンが値下がりしているようだった。このスーパーでさくらんぼは、まだ見たことがない。株アプリを開くと、SP500の銘柄が見られるのだが、毎日見ていると、テック銘柄が強い日もあれば、ヘルスケアやエネルギーが強い日もあったりと、それだけで面白い。恐らく、これらの銘柄はアメリカの経済のチャートの概念図のようなものなのだろうと、開く度に思っていたが夜の街では少しづつセールが始まりだしているようだった。天気は布団を干すも良くはなく景色は影が差していたが、今はすでに夜だったので、空はどうなっているのかはわからない。この調子で日が差さなければ、あまり冷房を使わずにすむことだろうと思いながら空を見ていたが夜は昨日も今日も寒く半ズボンで出かけるのをためらうほどで僕のメルカリで買ったジーパンは活躍していた。一度買ったけれどサイズが合わなかったのでもう一度買ったものですでに所持していたものには買い手がついてそこに送られていたが、今は3オーナー目のタンスでどうなっているのだろう。

過去のことを思い出していることもある。夜道を歩きながら、あの頃のことを今は戻れないと知りながらも部屋の壁にあるものとして見ている時に。足を組んでベンチに腰を下ろしていると、人が目の前を通り過ぎていくけれど今は何も面白いことはなかった。