春めいた日々に

窓の外にいつも行っている歯科が見えるのだが、いつも朝早くから院長のスポーツカーが停まっていて、カーテンを開けた時に頭が上がらない思いでいる。車種は、マツダの何かだろうか。わからないが、いつも、それが見えたのだ。飛行機で欧州から離着陸する時、窓の外には広大な麦畑が見えたことを覚えている。近所のローソン100では、クッキーで輸入品のものがあるのだが、それが美味しいので、いつも、買っている。それは、知り合いのフランス料理のコックが言っていたように、日本のものと違って、油が少ないうえ、麦が違うからのような気がする。ウクライナの麦なのかもしれない。確かに、欧州は田んぼがない代わりに、麦畑の作る景色の印象が明らかに強い。

昼は、スーパーに行ってはみたのだが、同じような商品が並んでいた。でも、甘夏があり、それを買ってみたのだ。はっさくはもう、スーパーで見ても、痛みだしているように見えた。腐っていて、少しだけ甘いのである。家でも、劣化が早かった。そしていよかんの姿は無かった。少しだけ足を伸ばして、ベルクスに行こうにも、風は、まだ、冷たかった。ただ、それだけでは車を持つような理由にはならない気がする。昼ごろ、ラジオをつけると、カウントダウンをやっていたが、特に、僕の耳に残るような曲は無かった。でも、ミルクティを入れると、美味しかった。車は、もう、誰にとっても高価な買い物になってしまった。上がらない賃金とデフレの代償なのかもしれない。最近は、コピーしたCDを個人で楽しんでいる。アルバム単位で、音楽はやはり良い音で聴きたいものだ。