クスリのバランス

ステロイドをどういうタイミングで減らしていくべきなのかを、考えている。しかし、それはこのタイミングだという風には医者から教えられることはないから難しい。ただ、減らさないことには治らない状態があるからこそ見極める必要があった。ステロイドは免疫を抑制する作用があるから、特に強いステロイドを使っている場合は、副作用によって、その必要性がなくなるほどだんだん腫れてくるのが常なのである。その状態で医者に言っても、強い薬を塗ってくださいというのが常で、信用できなかった。その薬はうちでは処方できないから、そっちで出してもらってくれと言われたこともある。やる気のある医者ほど漫然と同じ薬を出し続けたりはしないのですぐにわかる。外来の医者の使いまわしの医院などもってのほかだった。無免許医でもいたら、そこで見てもらいたくなるほどである。接骨院にせよ、保険適用の請求ができる医者ほど信用ならないものはないと、痛感していた。そんなことを考えながら、テレビを、見ていた。