久しぶりにメカニカルキーボードを取り出してみるも、打ちやすいのか悪いのか、微妙だった。僕は昨日は、肌の光線療法に。ひと駅分、電車賃を惜しんで歩いてみるも、微妙な道のりだった。そしてこういった機材を揃えた医院というのは近所レベルではなかなか見当たらないのが難点だ。新宿や渋谷にも、あるにはあったが、郊外の方が面積的に余裕があるので優位ではある。僕は今回の物件ではその照射器が4台ほど取り揃えてあったのには、驚かされたのだけれど。まったく前者の小ぶりな機械に比べると見かけ上の大きさが異なっていた。
山道を僕は自分についてのことを考えながら歩いていた。こういった場所に冬になるたびに来なければならなくなるというその意味を。僕はステロイド治療による免疫の低下を図ってはいたが、去年は冬の終わる頃には、効き目自体がなくなっていたという。医者の多くはステロイドによる治療は肌が薄くなるということを知っていて、それは改善の兆しだとネットに書いてあったがある医者が言うには悪化の原因となる懸念点だとしていた。つまり、それは、あまり良い薬ではない。誰もが塗りたくることで改善するのならそれをしていたはずだ。そういう意味もあって、僕は光学療法を選択しているわけだが、これをし続けることは、効果は確かにあるのだが、やり続けなければならないという怖さがあった。ただその効果の持続性において恐らく塗り薬よりも明らかに改善はあるように思えるのだ。週に一度当てるということだけで効果はあるように思えるのだ。
歩き続けていた、僕はいた。昔このあたりで働いていたことが、確か、あったような気がしていた。先輩の助手席でどんなことを考えていたのかはよく覚えていないのだ。休日は僕は時々近所の飲食店でドライカレーを食べていた。不確かだが輪郭の存在するような考えが同じ意識と自分を取り巻いていたのだ。頭を確かにするものとは、一体なんだろうと思うのだ。東邦生命ビルの横で夏のある日に涼んでいた一連のグループにも似た。