暗に短パン禁止なので

あの人は今どうしているのだろう。そんなことを思う時。あの日の笑顔を見ることは、もう、できないだろうか…。僕は去年よりも味の落ちた気のする枝豆を口に入れている。そして、梅雨だったからか、ずっと、薄暗い部屋の中。英文の薄い本を本棚から取り出してみる。すでに調べておいた内容は頭から消去されている。そもそも、こんな難しい文を読んだところで意味はなかったのかもしれないが、これは、頭の体操なのだと思ってやっていた…。そして、今日の新宿も、いつもと変わらぬ若者の街。昨夜TVをつけると、ししゃもがライブをやっていた。顔はどうだかわからないが、曲も特徴のややはっきりしないバンドだと思った。ただ、ギターは良いのを使っているのが印象に残った。そして僕は医院に着いたのだ。混み合っていたが、光線療法の人は優先的に回されると僕は知っていた。僕のまわりには若い女や男ばかり。服がおばさんのように見えても、僕の方に振り返った顔は、まだ幼かった。僕はそうして手短な治療を受けると、GAPの方に向かったのだった。

 

人の活気で、どこか明るい印象の通り。ジーパン以外で、夏でも履けるような長ズボンのアイテムはないか探したが、微妙だった。スキニー素材は、なんとなく敬遠している。特にシルエットがタイトではない場合は…。しかし、どこもかしこも若者だらけ。そして、なんとなくzaraに脚をすすめること。イヤホンからは、ダオコが流れていた…。風景のカルチャーに溶け込みたいという思いで。サマソニでダオコはみたけれど、やる気の無いライブだった。アルバムは、やはり新しい感じのする変幻自在な曲が多い。そしてズボンなどを試着した僕で。ジャージのような素材の服が多いが、特にデニムとシャツがメンズでもバリエーション豊富で良いような気がする。