ポルシェの脇を

ぼんやりとしていたら休みが終わっていた。僕はなにをするべきだったのだろう、そして、休みの前に注文していたアイフォンケースは届かなかったのだが、遥か奈良から東京となると、メール便で中三日かかっていた。フリマアプリで、横浜トリエンナーレのチケットを購入し、空を見上げていた僕は昨日代官山を歩きながら、僕はいつものホコリの入ったカメラを片手にしていた。あの場所で、見るものはあっても買うものは無いものだと、昔の僕を思い出させられた若者たちは、同じように必死でスタバのコーヒーのストローを噛んでいる…、でも、入り口にニトリが立ったことで、ユニクロも動き出すかもしれない、角を曲がって現れるような庶民が着られるようなものや、着ていくような場所など、空を見上げてみてもどこにもないのだから、前を歩く女やカップルの後ろに、すれ違うときに隠れていた。
ダンボールでの梱包が非常に面倒だった。個人小説のエロサイトを見ていたら、書き記されていた発禁であろうグロテスクな表現の数々。こういった文章を読むことは書店などの文庫本では不可能である。映画で言うところのスティーブマックイーンのような、ややアングラな風景を、このような文章を読んでいると思い浮かべさせられる。ただ、大衆向けのものと違うということは、アートであるというわけでもないが、でも、それとも、同じなのだろうか。どちらにしても虐待やSM、いじめなど、色々と考えさせられる作品だ。サイトにはびっしりと非常に沢山、そこにアップされていたのである。