昨日、ガーリッククラッシャーを買ったんだ

吉祥寺にアイフォンを持っていくと、予想どうり、基盤までしっかり見てもらえて、カメラは直るのだということを知らされた…。ただ、FACEIDは直るかどうかはわからないという話だ…。僕としてはFACEIDも完璧で、新品の状態で売ろうと考えていたので、そこまで完遂してもらわないと、というのがあるのだが。それが壊れるのはだいたいが水没が原因で、モジュール自体がやられてしまうらしい。ただ今回は水没ではなかったので、少なからず直る可能性は残されているのだという…。水没ではないにしても、ここまでアイフォン自体に時間と手間を取らせられるのは初めてだったが…。それから、僕は彼からの吉報を待つことにして、吉祥寺を出たわけだった…。

そんな、吉祥寺からの帰り道、ハモニカ横丁あたりをぶらついた。黄色い光の下で酒に興じる人たちの背中を見つめながら、ああいった人たちは幸せだろうと感じていた。僕はといえば、最後にプライベートな仲間と呼べる人と酒を飲んだのは10年ぐらい前の話だったかもしれない…。酒自体、あまり口にはつけなかったけれど。でも、特に酒を飲みながら、意味のある会話をしていたわけでもない。考えてみれば時間の無駄だったと今では気付かされている…。マンパワーで押していく仕事も、今後着くのかどうかは、はっきりとしない。世の中にはいろいろな仕事があるというわけだが…。おとなになると、本当にプライバシーが尊重されるように思う。アイリッシュパブというのはよくできたもので、昔は、階級によって行く店が異なっていたというけれど。でもそれは、本当に昔の話なのだという…。

そして、あの日旅行中、ベトナムにいた僕は、バスの中だった。そして隣には誰も座っていなかったので、気は、楽だった…。昔フランスで、長距離バスだったが、隣にカップルの男の方がいたときには、非常に面倒なことになったと思っていた。というわけでもなく、前方座席の金髪の姉ちゃんが椅子を全力で倒してきてイライラ思わされていた…。アメリカ人というわけではないのかもしれないが…アイルランドや、欧州の人も本当に多く乗っていたのには、驚いた…。はるばるこんな国に来て、見るようなものはあるのか?しかし、この国に妙な多様性があることを否定することはできない。そのことが、なぜなのかはいまいち説明できなかったけれど。特徴としては、クオリティに対する人件費の安さが挙げられるだろうか…。ふと見ると、ガイドの男が、流暢な英語で笑いをとっていた…。言葉が理解出来なのは僕ぐらいだろう。日本人は本当にコミュニケイション時に迷惑がられてしまう。まさにそれは、英語が理解できないからなのだ。ラテン語ができれば、英語を理解するのは、そう難しいことではないのだという。僕は、そのガイドに、ランチをグレードアップするのに800円ほど必要と言われたので、軽く支払った。本当に、大した額ではなかったが…。後でレストランで、若い中国人の女子たちがそこでケチっていたということを知った時、面白くて吹き出してしまったが。